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藍藻だらけの水槽をなるべく低価格で除去!成功なるか!?

我が家の水槽は次々と問題が起こります。
今回発生したのは「藍藻」

アクアリウムは難しいと聞いていましたが、こんなに問題が多発するとは思っていませんでした。
ペットショップの店員さんに相談し、とりあえず一番お金がかからない方法でチャレンジしてみることに。
さて、うまくいくのでしょうか。。。

藍藻とは

藍藻

藍藻は緑色のアメーバのようなものです。
最初は少しだったものが、水槽のガラス面、砂利の上、水草の上へと広がっていきました。

藍藻は光合成をする細菌だそうで、シアノバクテリアとも呼ばれます。
水槽内のあらゆるところに広がっていきますが、吸着力は弱いです。
繁殖力はかなり強いようです。

最初見た時は「また藻が出てるけど、まぁヤマトヌマエビが食べてくれるでしょ」と高をくくっていました。
しかし日に日に水槽内が緑色になっていきました。
癒しのために始めたアクアリウムが、見る度にストレスになっていきました。

ヤマトヌマエビは食べてくれない!?

水槽内のお掃除部隊として知られているヤマトヌマエビ。


我が家の60cm水槽には5匹います(ペットショップの店員さんには、水槽の割にヤマトヌマエビが少ないと言われました)。

過去に藻が大量発生し、水槽をリセットしたことがあります。

この出来事の後、お掃除部隊としてヤマトヌマエビを投入しました。
それ以降、藻の問題は収束したはずでした。
そして今回も頑張ってくれるだろうと期待していました。
しかし全くキレイになりません。
どうやらヤマトヌマエビは食べていないようなのです。

そこで店員さんに聞いてみると「ヤマトヌマエビは藍藻は食べません。好きじゃないようです。」との答え。

ヤマトヌマエビも、なんでもかんでも食べてくれるわけじゃないんですね。

オトシンクルスはどうか

その店員さんに提案されたのはオトシンクルスでした。

何の知識もない私たちは、店員さんを信じて3匹購入しました。

オトシンクルス

が、藍藻が減っている気配が全くありません
3日経って不思議に思いネットで調べると、オトシンクルスも藍藻は食べないことが分かりました。

店員さんによって知識の差があるということでしょうか。。。
まぁオトシンクルスはコケを食べてくれるそうなので、そっちで働いてもらうことにします。

ブラックモーリーはどうか

ネットで調べると、ブラックモーリーが藍藻を食べてくれると書いてありました。

そこで早速(先ほどとは別の)ペットショップに行き、店員さんに相談してみました。
すると、その店員さんのこれまでの経験上、藍藻が大量発生した水槽にブラックモーリーを入れても、たいして効果を実感できなかったとのことでした。
なのでブラックモーリーは、これから藍藻が生えないよう予防として考える方がいいと言われました。

今回は少しでも藍藻除去の力になってくれればと、3匹購入しました。

藍藻が増殖する原因

店員さんに水槽の状況を色々と確認されました。
藍藻が発生する原因は、水槽内の富栄養化だそうです。

水替えの頻度は適切か

水の吸出し

まず聞かれたのが、水替えの頻度です。
水替えをきちんと行ってなければ、富栄養化の原因となってしまいます。
アクアリウムを始めた当初はサボることがよくありました。
そのせいで水がかなり汚れたり、黒ひげ苔が生えたりと痛い目にあってきました。

そのような経験から、水替えは毎週行うようにしていました。
そのため水替え不足はないはずです。

エサの量は適量か

次に確認されたのが、「エサはどのくらいあげていますか?」です。
3分経っても食べきれてない場合はあげすぎだそうです。
我が家のエサの量は、1分くらいで食べきれるくらいです。
それだとエサの量に問題はなさそうだと言われました。
エサが残ると水槽内の有機物が蓄積してしまいます。
また食べ残しのエサにカビが生えることもあるそうです。

フィルターはきちんと機能しているか

我が家は外掛け式フィルターを使用しています。

使用中の60cm水槽を購入した時にセットで入っていたものです。
水槽にセットで入ってたんだから、これで問題ないと思っていました。
しかし7日~10日でフィルターがヘドロまみれになります。
それを店員さんに話すと「あまりにスパンが短すぎるので、フィルターの機能が追い付いていない」と言われました。
つまり水槽内の汚れや有害物質をきちんとろ過できていないということになります。

しかし外部フィルターって結構高いんですよねぇ。
一番人気のものがこちらのようです。

やはり10,000円前後します。
ということで、今回は保留です。

今、自宅にもう一つ外掛け式フィルターがあります。

これは50cm水槽を買った時にセットでついていたもので、現在使用中のフィルターより一回り小さいサイズです。
これと併用するのもアリかなと思いましたが、結局バイオバッグ(フィルターの替え)を定期的に購入しなければならないので、長期で考えると外部フィルターを買う方が安くつきそうな気がしてきました。

とりあえず今はバイオバッグが残っているので、それを使い切ってから外部フィルターを購入しようかと思っています。
ちなみに我が家にある2つの外掛け式フィルターは、同じバイオバッグを使用することができます。

光量は足りているか

次に聞かれたのが光量です。
光量が不足していると、水草が光合成できないため、水槽内の養分を吸収しきれず富栄養化が起こります。

我が家は今、ライトを2つ使っています。

店員さんに伝えると、光量は十分だろうということでした。
ライトを買い替えたり、買い足したりする必要はなさそうです。

CO₂は足りているか

CO₂不足でも水草が光合成できないため、水槽内で富栄養化が起こります。

以前はCO₂発生装置を設置していましたが、うまく機能しなかったので撤去していました。

設置した時のことはこちらに書いてあります。

しかし店員さんに「水草を育成する上でCO₂は欠かせない」と言われたので、もう一度同じCO₂発生装置を設置しました。

するとまた同じ状況になりました。
設置してすぐはCO₂が出るのに、次の日には出なくなってしまうのです。

CO₂発生装置変更前

CO₂発生装置は水槽の左端にあります。
全くCO₂が出ていません。

そこでCO₂発生装置を少し上にあげてみました。
そのまま一晩待ってみると、CO₂が出るようになりました。

発生装置を浅い位置にするとCO₂が出るということは、CO₂が水圧に負けていたのかなと思います。

とにかくこれでCO₂が出るようになったので、水草の光合成が促進されるはずです。

藍藻を直接除去する方法

店員さんに、藍藻を直接除去する方法を教えてもらいました。

それはずばり、スポイトで吸う!!

そんな簡単に吸えるのかなぁと思いながら、店員さんお勧めのスポイトを購入しました。

このスポイトのように、それなりに太さがあるものがいいらしいです。

帰宅して実際にやってみました。

※水換え時にスポイトを使ったので、水の量が少なくなっています。

藍藻は吸着力が弱いので、すぐに剥がれ、面白いほど吸えました。

吸い出した藍藻

時間も労力もあまりかかりません。
ブラックモーリーに食べてもらいつつ、1日1回くらいは自分で吸うことしました。

藍藻除去にかかった費用

最初に購入したオトシンクルスは藍藻除去に役立たないので、カウントしません。
今回購入したのは、3匹のブラックモーリー・スポイト・CO₂発生装置です。

それらの合計は3,088円でした。

結果:藍藻は除去できたか

なかなか藍藻はなくなりません。
スポイトで吸った直後は状態がいいのですが、一晩で元通りという感じです。
3日目にスポイトで吸うのをサボったら、4日目は大変なことになってしまいました。

6日目に外掛け式フィルターを追加し、2つでまわすようにしました。
するとスポイトで吸わなくても藍藻がどんどん減っていき、水槽内がとてもキレイになりました。

キレイになった水槽

まとめ

今回の実験で分かったことは、我が家の水槽で最も足りてなったものはフィルターだったということです。

フィルターを2つにした日からみるみるうちにキレイになりました。
元々使用していたフィルターはこの水槽の付属品だったので、フィルターのパワーが足りてないとは全く考えもしませんでした。

今はバイオバッグが残っているのでこのフィルターを使用していますが、それがなくなれば外部フィルターを購入しようと検討しています。


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